自分自身疑心暗鬼
自分のことが嫌いだ。
そんなことを言う人はたくさんいると思うけれど、本当に心の底から自分自身嫌っている人は、自分磨きをしないし人と仲良くしようとしないしそうしようと心がける自分でさえ嫌いだと思う。
だからSNSでたまにみる自分が嫌になると言った内容、呟くのはいいけれど、眩しすぎて泣きたくなる。
自分のこと嫌いだったら、自分へのご褒美とか言って美味しいもの食べないよね?
自分のこと嫌いだったら、たとえ加工していても自撮りあげたりしないよね?
自分のこと嫌いだったら、そもそもSNSでデートとか報告できないよね?
結局それって、心のどこかで自分自身に対して少なからず愛はあるのだと思う。
嫌いなままだったらきっと、生きることすら難しい。
私はどうだろうか。
自分のことは嫌いだけど、こうして文句を言う相手とたいして変わらないのだろうか。
逆も然り。
自分のことを好きだと認めると、同時に「どこが?」といった疑問があふれ、自分への問いに答えることができないまま、また自分を嫌いになっていく。
かといって、例えば服を選んでいる時や化粧をする時、最大限自分をよく見せられるようにと必死に努力しているつもりである。その時間は、少なくとも自分がとても良いと思って鏡に向かう。
私は自分自身をどう思っているのだろうか。
自己紹介などで、長所を言うのが苦手だ。
客観的に見て長所と言える長所はないと思っているし、自分の長所が本当に分からないから。
短所はいくらでも見つけられる。
その部分が嫌いな部分だから。
友人にいいところを言われても、内心信じることができていない。そんな自分も嫌い。
私は自分が好きなのか嫌いなのか、いまだに分からない。好きとも、嫌いとも、言い切れないままでいる。そんな人間も大人になれるのだから、自分を好きと言える全ての人間、素晴らしいじゃないか。どうしたらそんなに純粋に生きれるの。教えてほしいよ。
こうやってすぐ人に答えを求めるところも嫌い。