青春を楽しめなかったから
アルコールに頼って、気分を上げる。
子供の頃は大人が何故酒を飲むのか分からなかったけど、今はとてもよくわかる。
やってられない、確かにその通り。
だけど、どれだけアルコールを注いだところで心の隙間は埋まらない。
きっと、楽しみを10代で取りこぼしてきてしまった。友達と楽しめた青春、恋人と楽しめた青春、どちらも縁遠いものだったから。
自分で遠くしてしまったから。
今更そんなこと言ったって、私はもう20年生きてしまっているから戻れない。アルコールに頼っても時は戻らないし、私が楽しみたかった青春は味わえない。
とても恨めしい。周りも、自分も。
アルコールでは埋まらない隙間を、次はピアスで塞ごうか。
ピアスは傷であり穴なので、心なんかなおさら塞げないとは思うけど。